ハリネズミの特徴と飼い方
ハリネズミの特徴
1番の特徴といえば背中の針と身を守るために体を丸める姿です。
ハリネズミはとても防御本能が強く、敵が近づいてきた時は自分の体を完全に丸めてしまい、全身が針でおおわれたボールのような姿になります。
ハリネズミだけどモグラに近い存在
「ハリネズミ」という名前からネズミの仲間であるげっ歯目ではなく、モグラの方に近い動物として分類されています。以前は“食虫目”として同じ分類で虫を好んで食べます。
夜行性で単独行動
昼間は物陰に潜んでじっとして休息を取り、夜になると活動的に動き始めます。
また野生のハリネズミは群れを作らず1匹で過ごしていて、家族とも交尾や子育ての時以外は一緒に行動はしないそうです。
とにかく寝て乗り切る
ハリネズミは「夏眠」も「冬眠」もします。暑い夏も寒い冬も眠ることでエネルギーの消耗を抑え厳しい季節を乗り越えます。ただし、家庭のペットでは夏眠や冬眠することで命の危険を脅かす場合もあるので室温管理には十分気をつけましょう。
ハリネズミの飼い方
基本の飼育グッズ
ケージはうさぎの用のケージなどで60×90p程度のものを用意し、底に白樺などのウッドチップを床材として敷きます。寝床は木でできた箱型のものの他にフリースできた寝袋タイプのものもあります。あとは給水ボトルを取り付けてあげればハリネズミを迎え入れる準備は整います。
ハリネズミのエサ
ペットショップで売っている専用のハリネズミフードを与えてあげましょう。またミルワームやコオロギなどを生きたまま与えることができると十分な栄養を取ることができる他に、自然に近い食事をすることでより満足してもらうことが期待できます。
ハリネズミの快適な環境
窓際のような温度差が大きい場所や出入り口の近くのような落ち着かない場所は避けて、静かな場所にケージを置いてあげましょう。飼育のための適切な温度は24℃〜28℃、湿度40〜70%が理想です。
※飼い方の詳細は、カテゴリー「ハリネズミの飼い方」を参照
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