ハリネズミの抜け針とフケが目立つ場合

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ハリネズミの大きな特徴は、やはり背中の無数の針でしょう。

この針がある日突然大量に抜けたら、飼い主は驚いてしまうのではないでしょうか。

しかし抜け針は一般的なことです。針といっても実際は毛であり、毛が硬化しているため針のようになっているだけです。

つまり毛が抜けるのと同様に抜け針も起きるものなのです。

しかし一度に大量の抜け針が見られる場合は、どういった原因なのでしょうか。

一度に大量の抜け針が見られる場合でも心配はいりません。

ハリネズミはまだ不明点が多い動物であり、詳しいことはわかっていませんが、成長の過程で大量の抜け針が見られることがあるようです。

毛の生え変わりがあるように、針も抜け落ちて生え変わっていくということなのでしょう。

いわば大量の抜け針は成長の証とも言えそうです。

しかし抜け針と同時にフケが出ている場合は要注意です。

フケが出ている場合は、ダニによって皮膚病を起こしている可能性があります。皮膚がボロボロになることで、針も抜け落ちてしまうのです。

皮膚病になったハリネズミは、その後敗血症や感染症などにかかってしまう恐れもあります。

抜け針が目立つ場合はフケが出ていないかも確認しましょう。

また針が抜け落ちた場合、床に針が散らばっていると飼い主が足を怪我をすることになります。

特にカーペットなどに針が落ちると、針が立つので、より足に刺さる危険性が高くなります。

小さな子どもがいる場合も非常に危険ですので、いずれの原因で抜け針が増えている場合でも床に落ちた抜け針には注意し、針が落ちていればきちんと掃除するようにしましょう。