ハリネズミが鼻を怪我している場合

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ハリネズミの行動を観察していると、移動するたびに鼻をあちこちに向ける仕草が見られます。

この行動には大きな理由があります。実はハリネズミは視力が弱いため、目で見て行動するのではなく、鼻で臭いを嗅いで危険がないかを確認しながら行動するのです。

しかしそのせいもあって、ハリネズミは鼻を怪我しやすくなっています。

臭いを嗅ぐために鼻を向けた際に、ものにぶつかって怪我をするということが多いのです。

ハリネズミの身体の中で顔を見る機会が最も多いでしょうから、鼻を怪我している場合はすぐに気づくでしょう。

もしハリネズミが鼻を怪我している場合は、傷口を強めに抑えて止血をし、その後消毒液で消毒してあげてください。

いくら傷が小さくても、消毒を怠ってしまうことで大きな感染症に発展することもあります。

ハリネズミにとって鼻は重要な器官なので、きちんと対処してあげましょう。

傷口が小さい場合は消毒をして様子を見てもよいですが、傷口が大きければそうはいきません。

傷口が大きい場合も、強めに抑えて止血をします。傷口が大きい分、止血にも時間がかかるかと思いますが、血が止まるまで抑えておきましょう。

そして止血が終わったら消毒をして、病院に連れていきます。

病院に連れて行く場合は、移動用のケージなどを使うことになりますが、ケージの中で動き回ってしまうと傷口が開いてしまう可能性があります。

そのため小さめの容器にハリネズミを入れて、その状態でケージに入れることでハリネズミが動き回るのを防ぐことができます。

ハリネズミが怪我をしないことが一番ですが、ハリネズミの習性でもあるため仕方のない部分もあります。

そのため怪我を見つけた時は早めに対処するように心がけましょう。