ハリネズミの怪我
ハリネズミは怪我をしやすい
ハリネズミは小動物ということもあり、怪我をしやすい動物です。口や顎は弱く硬いものを噛むと怪我をしてしまいますし、手足の爪も物を引っかくと剥がれてしまう恐れがあるほどです。また手足は細いので、生活するなかで隙間などに引っかかって怪我につながることもあります。
ハリネズミを飼う際には、安全面に注意して飼育環境を整えることが大切です。
回し車での怪我
ハリネズミはよく回し車で走ります。ハリネズミは夜行性であるため、音が静かなサイレントホイールがよく利用されます。しかし、このサイレントホイール、特に金属製のメタルサイレントホイールは、ハリネズミが走る部分が網目状になっており、ハリネズミが走っている時に足が引っかかる恐れがあります。そのため走り終わると足から出血しているといたり、骨折をいていたりする場合も。
傷口が化膿していたり、足が曲がっていたりする場合は病院へ連れていく必要がありますが、ハリネズミに痛がっている様子がなければ、ハリネズミは自然治癒力が高いため、そのままでも大丈夫です。
ですが、メタルサイレントホイールを使用する際には、足が引っかからないような工夫をする必要があります。
目の突出による怪我
ハリネズミは元々目が少し飛び出たようになっていますが、肥満などが原因で目が押し出され突出してしまうことがあります。その場合、寝ている時でも目が閉じなくなってしまい目が乾燥してしまうことや、動き回っている最中に目を損傷してしまうこともあります。また肥満は、体重が増えすぎるため、手足に負担がかかってしまう原因にもなってしまいます。
このようなことを避けるためにも普段から体重管理をしっかりとしてあげ、肥満にならないように注意しておく必要があります。
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