ハリネズミの痙攣
ハリネズミの痙攣には様々な理由がある
ハリネズミを飼育している時、ハリネズミを観察していると痙攣のように背中を震わせる場面を目にすることがあります。この痙攣を目にすると病気なのか、病気の前兆なのかなど、様々な心配事が浮かんできます。
では、ハリネズミが痙攣するのは、実際にはどのような意味があるのでしょうか。
WHSの初期症状?
ハリネズミに多く見られる病気の一つにWHSというものがあります。これは、ふらつき症候群とも呼ばれ、手足が動かしにくくなりふらつくようになります。そして最終的には動けなくなってしまう病気です。原因や治療方法が解明されておらず、致死率が非常に高い病気です。
このWHSの初期症状が体に起こる痙攣と言われています。まだ詳しいことが解明されていない病気なので、確実に初期症状が痙攣なのかは不明ですが、痙攣を目にして不安であれば、一度病院へ行き診察してもらうことをおすすめします。
心配し過ぎないように
ですが心配し過ぎるのも良くありません。ハリネズミはWHSの初期症状以外でも痙攣のように体を震わせるのです。
主に見られるのが食事の後です。食事の後は体が温まります。その温まったことが原因で体に痒みを感じます。その痒みでハリネズミが体を震わせることがあります。そのため食事の直後などに痙攣が見られる場合には、体に痒みを感じていると考えられます。
また、ただ単に震えているだけということもあります。
詳しい原因は、ハリネズミの震え方を病院で見てもらうことで教えてもらえることもあるため、心配な場合はハリネズミが震えている様子を動画に撮影して病院で見てもらいましょう。
いずれにしても心配し過ぎはよくありませんので、可能性の一つとして覚えておいてください。
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