ハリネズミが寝たままで起きないときは
ハリネズミは夜行性
ハリネズミは夜行性の動物です。つまり昼間には寝て、夜になると活動を開始するということです。
ほとんどの人は、昼間に活動して夜には睡眠をとります。そのためハリネズミの生活サイクルとは逆になり、ハリネズミが活動している姿を見かけることがあまりありません。
また、ハリネズミは昼間でも水分補給をするために起きて巣から出てきます。しかし、飼い主に慣れていない場合などには、飼い主がいない時を見計らって出てくることもあります。そのため、ハリネズミの姿を見ることができません。
基本的に昼間は寝ている動物なので、寝たままでも心配する必要はありません。
冬眠を始めたのかも
ハリネズミは種類によっては冬眠をします。気温が下がると眠りにつき温かくなると起きだしてきます。ハリネズミが昼間だけでなく、夜も起きない場合には、冬眠を始めた可能性が高いです。
しかし、冬眠を始めたからと安心はできません。なぜなら、日本で飼われているヨツユビハリネズミという種類は冬眠をしない種類だからです。冬眠をしないにも関わらず、気温が下がると冬眠と同じように眠ってしまうのです。
冬眠は非常に危険
冬眠をする必要がない動物が冬眠をした場合、様々な悪影響が出ます。眠っている期間はエサを食べないため、冬眠前にしっかりと蓄えて冬眠に入るのが基本ですが、蓄えないまま冬眠に入ってしまうので栄養面でも悪影響が出ますし、内臓を損傷してしまう場合もあります。
もし気温が下がりすぎてしまい冬眠状態になってしまったら、目が覚めるまでしっかりと温めてあげます。そして目が覚めたら病院に連れていき、念のため診察してもらいましょう。
ハリネズミの命に関わることですので、温度管理と普段の観察はしっかりと行うようにしましょう。
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