ハリネズミの腫瘍

ハリネズミの腫瘍

ハリネズミの腫瘍について

腫瘍

ハリネズミにとって腫瘍もかかりやすい病気のひとつと言われており、高齢になると発症しやすくなります。また腫瘍の多くは悪性のものだとも言われています。

 

症状は、しこりや腫れができる、体重が減る、食欲がない、元気がない、下痢をする、呼吸困難になる、などがあります。

 

またお腹に腫瘍ができる場合もありますが、口の中のトラブルが原因で口腔内癌になる場合もあります。口腔の扁平上皮ガンになると、歯が抜けたり歯肉が腫れたりすることがあります。口腔内の炎症や雑菌が増えてしまうことで、口腔内の腫瘍・ガンに進行してしまうことがあるので、歯周病などには十分注意をしてあげてください。

 

診断は、レントゲン検査、血液検査、超音波検査、バイオプシー(患部の組織を取り出して顕微鏡で検査)名があります。治療は癌を摘出するための手術の他に抗がん剤での治療も行うことがあります。

 

原因は、環境的な要因や遺伝などもありますが、高齢になるとどうしてもかかりやすくなってしまいます。

 

予防は、フードの栄養に気をつけ、肥満にならないようしっかり運動をさせてあげてください。また毎日の件こうチェックは欠かさず行い、動物病院での定期的な健康診断を受けて早期発見を心がけてください。

 

肥満

ハリネズミも肥満になってしまうと様々な病気を引き起こす原因になってしまいます。

 

糖尿病、心臓疾患、高脂血症や脂肪肝などになりやすくなってしまう他に、自分でグルーミングができなくなってしまい皮膚疾患を起こす場合もあります。お腹に肉がつきすぎると、しっかり体を丸めることができなくなってしまいます。

 

肥満の予防には日々の食事管理に気をつけてあげて、運動もしっかりさせてあげましょう。床に敷材を厚めに敷いてあげると、掘ったり潜ったり興味を持ってケージの中を歩いてもらうこともできます。

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