ハリネズミの睡眠時の呼吸からわかる病気

ハリネズミの睡眠時の呼吸からわかる病気

ハリネズミの睡眠時の呼吸からわかる病気

睡眠時の呼吸が目立つ場合

ハリネズミは夜行性であるため日中は眠っています。そのため飼い主はなかなかハリネズミの姿を目にする機会がないということもあるでしょう。

 

しかし眠っているハリネズミの呼吸が聞こえてくるということはあります。呼吸が聞こえることは普通のことですが、呼吸の音が大きいなど、普段とは違う呼吸が聞こえてきた場合には注意しておいた方が良いでしょう。

 

呼吸器疾患の原因を探る

ハリネズミの睡眠時の呼吸が目立つ場合は、呼吸器疾患である可能性があります。

 

例えば床材にウッドチップを使っている場合は、ハリネズミがアレルギーを起こしてくしゃみをすることがあります。

 

またお風呂に入れた際に、水を吸い込むことで呼吸器疾患になることもあります。

 

このように呼吸器疾患が起きている原因を探り、原因を取り除くようにしましょう。

 

水を吸い込んだことが原因である場合は自然治癒が難しいこともあるので、病院に連れて行くようにしてください。またハリネズミをお風呂に入れることは控えましょう。

 

口内に原因がある可能性も

呼吸の音が目立つ原因は、絶対に呼吸器疾患とは言い切れません。口内に原因がある可能性もあるのです。

 

ハリネズミの口内に腫瘍ができた場合、口を閉じることが難しくなります。その状態で睡眠をとると、口呼吸となり音が目立つようになるのです。

 

腫瘍も良性のものであれば危険は少ないですが、餌を食べることができず、それがハリネズミのストレスにつながることもあります。

 

もちろん悪性であれば命に係わる問題です。

 

腫瘍の良し悪しは飼い主が判断できるものではありません。もしハリネズミの睡眠時の呼吸が目立ち、口内に腫瘍などが見られた場合には、すぐに病院に行くようにしましょう。

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