ハリネズミの珍しい病気「肥満脂肪腫」
ハリネズミに起きる肥満脂肪腫とは?
ハリネズミに発症しうる病気は様々あります。そんな病気の中でも、あまり聞かない病気として肥満脂肪腫というものがあります。
この肥満脂肪腫とは、簡単に言えば悪性の腫瘍です。しかし肥満脂肪腫という特殊な名前が付けられているものの、見た目は腫瘍と変わらないため、しっかりとした検査をしなければ判断できません。
つまり腫瘍ができているからと病院に連れて行くと、肥満脂肪腫だったということも十分にあり得るのです。
早期の摘出手術が必要
肥満脂肪腫は悪性の腫瘍であるため、言うまでもなく摘出手術が必要となります。
しかしすべての動物病院がハリネズミに対応しているわけではありません。ハリネズミは特殊なペットという状態です。
そのため一般的なペットであれば対応している動物病院でも、ハリネズミの手術となると断られることもあり得ます。
肥満脂肪腫は時間の経過とともに症状も深刻化していくので、早めに動物病院を見つけておいた方が良いでしょう。
症例が少ない病気
肥満脂肪腫はいまだに数件しか症例がない、極めて珍しい病気です。
先ほどハリネズミに対応している病院は少ないと書きましたが、肥満脂肪腫となるとさらに対応できないといわれる可能性も高くなるということです。
症例が少ないため、ハリネズミを飼育していると必ず出くわす病気というわけではありません。そのため肥満脂肪腫になったときのために、病院を探しておくということまではしなくてもよいでしょう。
万一足を運んだ病院が対応していなくても、別の病院を紹介してもらえることもあります。
しかし単なる腫瘍と思っていても、珍しい病気である場合もあるということは頭の片隅に置いておいてもよいのではないかと思います。
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