ハリネズミがトイレで寝る場合

ハリネズミを飼育するうえで必要なものはエサ入れや水入れなどですが、それと並んでトイレも重要です。

動物はトイレの場所に関係なく排泄をするイメージがあるのでトイレは容易しなくても良いと思われるかもしれません。しかしハリネズミでも教えればトイレを覚えてくれるので、トイレは設置してあげましょう。

トイレの作り方は簡単で、トイレ用の容器にトイレ砂などをいれてケージの隅に設置してあげるだけです。

あとはトイレの場所を徐々に覚えさせるだけです。

トイレにはトイレ砂を入れるため、ハリネズミがトイレで寝るということがあります。

元々ハリネズミは地面に穴を掘って潜り込むことがあるので、砂が入っているトイレは居心地が良いのでしょう。

しかしトイレで寝られてはトイレの役目を果たしません。そこでトイレでは寝てはいけないことを教えてあげましょう。

方法としてはハリネズミの尿をティッシュペーパーでふき取り、そのティッシュペーパーをトイレに置いておくのです。

そうすることでハリネズミは寝る場所ではなくトイレなのだと理解していくでしょう。

ハリネズミがトイレで寝る場合には、もう一つ対処方法があります。それは寝る場所を教えてあげるという方法です。

トイレでは寝てはいけないということを教えるよりも、寝る場所が他にあるということを教えた方が簡単ではないでしょうか。

例えば寝袋などを用意し、それを飼い主が数日間身につけておきます。すると寝袋に飼い主のにおいが付きます。

その寝袋をケージ内に置くと、飼い主という安心できる存在のにおいがついた寝袋で寝るようになるのです。

この方法は飼い主とハリネズミとの信頼関係ができていないと使えない方法ですが、一度試してみてください。