ハリネズミが爪切りを嫌がる、暴れる場合

ハリネズミの手足には爪が生えています。もちろん時間が経てば伸びていきます。

野生のハリネズミの場合は土に穴を掘ったり、木などの硬い物の上を歩いたりすることで自然と爪が削れていきます。そのため爪が伸びすぎてしまうということはありません。

しかし飼育下の場合は、爪が削れるほどの土があるわけでもありませんし、運動量が多くなるほど行動範囲が広いわけでもありません。

そのためハリネズミを飼育している場合には、飼い主が爪切りをしてあげなければなりません。

ハリネズミの爪切りを飼い主がしなければなりませんが、それほど簡単に行えるものでもありません。

おそらく爪切りをしようとするとハリネズミは暴れるでしょう。嫌がる中でも無理に爪切りをしてしまうと、爪の血管を傷つけて出血することもあります。

また暴れるハリネズミを抑える力加減によってハリネズミを怪我させることもあるかもしれません。

そのため1人がハリネズミを持ち、もう一人が爪切りに専念すると切りやすくなるでしょう。

ハリネズミを飼う以上は爪切りをすることを避けることはできないでしょう。

しかし一人暮らしなどで、どうしても1人で爪切りをしなければならない場合もあるでしょうし、2人がかりで行っても暴れるハリネズミを抑えられないこともあるかと思います。

そういった場合には自分で爪切りをする以外の方法を探しましょう。

最も簡単なのは動物病院へ連れていくことです。動物病院は病気の診断だけでなく爪切りだけでも受け付けてくれます。

またペットショップでも爪切りをしてくれるところはあります。

そういった場所を見つけておけば、爪切りができないと悩むこともなくなるでしょう。