レンガを使ってハリネズミの爪とぎをする
ハリネズミはモグラの仲間
ペットとして人気のハリネズミ。その名の通りネズミのように小さな身体は非常に可愛らしく、その姿も人気の理由の一つとなっています。
しかしハリネズミは名前からネズミの仲間だと思われがちですが、実はモグラの仲間です。そのため地面に穴を掘ることがあり、手足の爪も発達しています。
このように自然界では役に立つ爪ですが、飼育下になると少し厄介な存在になってしまいます。
レンガを置くことで爪とぎができる?
ハリネズミにとって爪は重要なものなので、常に伸び続けます。自然界では地面を掘るため、少しずつ爪は削れていきます。
しかし飼育下では掘る地面がないため爪が削れることがなく、爪が伸びすぎてしまい怪我をする危険性すら生まれてしまいます。
そこで対処法として知られているのがレンガを置く方法です。ケージ内にレンガを置くことでハリネズミがその上を歩き、自然と爪とぎができるのです。
たしかにこの方法を使えば爪とぎはできます。しかし危険がなくなるほど爪とぎができるまでレンガの上を歩くわけではありませんし、ハリネズミによってはレンガを避けて行動するかもしれません。
そのためレンガによる爪とぎは確実な方法とは言えません。
爪切りは必要不可欠
やはり行動範囲が狭くなる飼育下の場合は飼い主が爪切りをすることは必要不可欠と言えるでしょう。
爪切りは飼い主にとって最も難しいものとも言われるほど苦労することがあります。失敗してしまうとハリネズミが怪我をする可能性もあるため、きちんとした爪切りの方法を習得しましょう。
またレンガを置く方法も役に立たないわけではなく、爪切りの頻度を減らすことにつながります。そのためこの方法もうまく使ってみてください。
スポンサーリンク