ハリネズミの一種「アムールハリネズミ」
ハリネズミにも種類がある
多くの人はペットとしてのハリネズミの姿を見たことがあると思います。しかし、世界には様々な種類のハリネズミがおり、もちろん日本で飼育されている以外の種類も存在しています。
そんなハリネズミの一種にアムールハリネズミというものがいます。
では、このアムールハリネズミとはどのようなハリネズミなのでしょうか。
アムールハリネズミとは
アムールハリネズミは主に東アジアから北東アジアに生息するハリネズミです。ペットとしてのハリネズミは10センチ前後の小さいものですが、このアムールハリネズミは20センチから30センチほどと、非常に大きな個体となっています。
このアムールハリネズミは、東アジアや北東アジアに生息するものの、実は日本でも見ることができます。日本での生息地は、神奈川県小田原市や静岡県伊東市です。
なぜ、本来は日本にいないはずのアムールハリネズミが日本にいるのでしょうか。
日本では問題視されている
アムールハリネズミを日本で見ることができる理由は、元々ペットとして飼われていたものが野生化したためです。
アムールハリネズミは海外から取り入れられペットとして飼われていたものが、捨てられたり脱走したりすることで野生となり、そこで繁殖をしてしまったために、日本でも多く姿を見るようになったのです。
日本のアムールハリネズミを一目見ようと、多くの人が探しに行くことがありますが、それほど喜ばしいことではありません。
元々日本にいなかったアムールハリネズミが日本で繁殖することによって、日本の生態系が崩れてしまう恐れがあるのです。
また、アムールハリネズミは以上の理由から、販売や飼育を禁止されているので、野生のものを見かけても、絶対に連れ帰るなどはしないようにしましょう。
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