ハリネズミが冬眠している時の呼吸
ハリネズミには冬眠をさせない
ハリネズミは冬を越すために冬眠する生き物です。しかし冬眠をすることは簡単なことではなく、最悪の場合は命を落とすリスクを背負いながらも冬眠をするのです。
もちろん飼育下でも気温が低くなれば冬眠することはありますが、冬眠させることは決して好ましいことではないのでしっかりと温度管理をして、冬眠しなくても済むようにしておきましょう。
冬眠している場合の症状
ハリネズミの冬眠は危険だというと、冬場にハリネズミが眠っているだけでも不安になるかもしれません。
ではハリネズミが冬眠している場合はどのような症状が出るのでしょうか。
最も特徴的な症状は呼吸でしょう。ハリネズミは冬眠している場合、呼吸が少なくなり、身体の動きがほとんどなくなります。
眠っているだけと比べても非常に静かなので、普段から世話をしている飼い主であれば違和感に気づくでしょう。
冬眠をしないために温度管理をすることが前提ですが、万が一の時に備えて、普段から眠っている時の呼吸に耳を傾けておき、違和感にすぐ気づくことができるようにしておきましょう。
冬眠から回復させるには
以上のような症状が見られた場合は冬眠している可能性があります。この場合は一刻も早く起こしてあげなければなりませんが、焦りは禁物です。
中には一気に温めて起こそうとする人もいますが、ハリネズミが冬眠してしまった場合はタオルなどでくるんでゆっくりと温めていきましょう。
そうすることで徐々に呼吸も元に戻っていくはずです。
そしてハリネズミが完全に起きたら病院に連れていきましょう。冬眠をした場合は外傷はなくても内臓などを損傷している可能性があります。
念のためにも病院できちんと診断してもらいましょう。
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