ハリネズミが冬眠で起きない
ハリネズミが起きないのは冬眠かも
ハリネズミは夜行性の生き物です。そのためペットとして飼う場合も、飼い主が活動している間はずっと眠っていて起きないこともあるでしょう。
単に眠っているだけであれば全く問題はなく、むしろそのまま寝かせてあげることが好ましいですが、場合によっては注意しなければなりません。それは冬眠です。
ハリネズミは寒さに弱く、寒さが厳しくなってくると冬眠をして暖かくなるのを待ちます。
ところが飼育下で冬眠をしてしまうと充分に準備ができないために命を落とす危険性もあるのです。
もしハリネズミがずっと起きないということがあれば冬眠を疑いましょう。
ハリネズミの正しい起こし方
ハリネズミが冬眠すると起きないことはもちろん、身体がとても冷たくなります。
このような状態になると飼い主は焦りから急いで起こそうと温めます。温めることは大切ですが、温め方には注意しましょう。
焦って急激に温めてしまうと逆効果になることがあります。そのためゆっくりと時間をかけて温めてあげましょう。
またハリネズミが動くようになったら温かいミルクなどを与えてください。
元気に動くようになればひとまず安心です。
無事に起きても安心してはいけない
ハリネズミが冬眠から無事に起きたとしてもまだ安心はできません。
冬眠によって命を落とすことは免れても、内臓の損傷などは起きている可能性があるのです。
これは外見からは判断できないことですし、飼い主が自己判断できることでもないため、病院に行って診断をしてもらう必要があります。
しかし病院によってはハリネズミに対応していない可能性もあるため、事前にハリネズミに対応している病院を見つけておくと良いでしょう。
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