ハリネズミにダニが住み着くとかゆみが出る
ダニ症にかかりやすいハリネズミ
ペットとして飼われることも多くなったハリネズミ。そんなハリネズミを飼育してみようという人も多いでしょう。
しかしハリネズミを飼育する場合には注意が必要な部分もあります。
ハリネズミの多くはダニ症にかかります。例えばハリネズミの背中には針がありますが、この針の間にダニが住み着きやすいのです。もちろん背中以外の部分にもダニは住み着きます。
買ってきたばかりのハリネズミでもダニ症にかかっている可能性があるため、飼い始めの対策が重要となります。
重い症状に発展することもある
ハリネズミがダニ症にかかるとかゆみが起きます。このかゆみは非常に強く、ハリネズミの皮膚がボロボロになっていきます。
さらに背中の針は毛が硬化したものなので、ダニ症から皮膚炎に発展することで針が抜け落ちるということもあるのです。
皮膚炎は単にかゆみが起きるだけでなく、徐々に食欲が低下していき、ハリネズミが弱っていくこともあるのです。
ダニ症も侮れない病気の一つなのです。
頻繁に身体を掻いている場合は要注意
ハリネズミの身体にダニが住み着くとかゆみを感じるため、ハリネズミは身体を手足で掻くようになります。
まれにこういった行動がみられることもありますが、頻繁に身体を掻いているようであればダニ症を疑いましょう。
またハリネズミにダニが住み着いている場合、お風呂に入れて対処しようとする人がいます。もちろんお風呂に入れることでもダニを落とすことは可能かもしれませんが、すべてを落としきることは難しいでしょう。
そのためきちんと病院に連れていき、ダニを駆除するための薬で治療してもらうようにしましょう。
早めの対処が重要となります。
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