ハリネズミにダニが住み着く原因は?
どこからダニはやってくるのか?
ハリネズミは様々な病気にかかることがありますが、その中でもかかりやすい病気がダニ症です。
ダニ症とはその名の通りハリネズミの身体にダニが住み着いて起きる病気で、かゆみなどが起き、その後皮膚炎に発展していきます。
しかし虫などが入ってくることの少ない飼育下において、なぜハリネズミの身体にダニは住み着くのでしょうか。
ダニの原因について見てみましょう。
床材に付着している場合
飼育下では自然界と密接につながっているわけではないため、ダニをはじめとした害虫がハリネズミに住み着くことは少ないと考えられます。しかしそれでもハリネズミはダニ症にかかります。
ではハリネズミのもとにダニがやってくる原因は何かというと、多くは床材です。
ハリネズミを飼育するケージの床には床材を敷きますが、この床材には様々な素材のものがあり、中には木を削ったものもあります。
木は元々自然界のものなので、ここにダニが住み着いている可能性があるのです。
そして床材を介してハリネズミにダニが住み着いてしまうのです。
別の個体に住み着いている場合
ハリネズミがダニ症にかかる原因は床材ばかりではありません。
例えばすでに1匹のハリネズミを飼育していて、さらに新たな個体を飼う場合、その新たな個体にダニが住み着いている可能性があります。
そしてその個体をすでに飼っているハリネズミと一緒にすることで、ダニの感染が拡大していくのです。
いくらペットショップであってもすべての個体のダニを駆除しているわけではないのです。
そのためダニの駆除に力を入れているペットショップを利用したり、ハリネズミを買ったら事前に病院で検査をしてもらったりするとよいでしょう。
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