ダニはハリネズミだけでなく床材にも住み着く
ダニが住み着く場所
ハリネズミを飼っていると直面する問題の一つとしてダニがあげられます。ハリネズミは背中に多くの針を持っているため、そこにダニが住み着きやすいという特徴があるのです。
そしてハリネズミに住み着いたダニは、ハリネズミの皮膚をボロボロにしていきます。
しかしダニが住み着くのはハリネズミの身体ばかりではありません。実は床材にも住み着きます。
例えば床材にウッドチップを使っている場合、ウッドチップの奥に住み着いて繁殖していくのです。
ダニの対処をする場合は床材も変える
つまりハリネズミにダニが住み着いている場合、ハリネズミについているダニだけを駆除しても意味がありません。同じケージに入れてしまえば、再びダニが付いてしまう可能性があるのです。
そのためダニの対処をする場合には、ケージの掃除も徹底しましょう。
通常は床材をすべて交換せずに一部を残して交換しますが、ダニが住み着いている可能性がある以上はすべてを交換しましょう。
またケージ自体も熱湯などで洗浄しておくべきです。
ダニはハリネズミにとって非常につらいものですので、飼い主はできる限りの対処をしてあげるようにしましょう。
ダニが住み着きにくい床材は?
ダニの対処をするには床材をすべて交換するべきですが、そもそもダニが住み着きにくい床材はあるのでしょうか。
ダニが住み着きにくいという観点から床材を選ぶ場合は、ペットシーツがおすすめです。
ペットシーツであれば1枚を床に敷くことになるため、ダニが潜む場所がほとんどなくなります。
また一部を交換するようなことはなく、1枚をまるごと張り替えることになるので、常に衛生的に使えます。
しかしハリネズミは床を掘る習性があり、ペットシーツだとボロボロにしてしまうことがあります。
一長一短あるので、それぞれの床材の特性を考えながら選んでみてください。
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