ハリネズミが回し車を使うことで起きるケガ

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ハリネズミのケージには様々なものを設置しなければなりません。中にはおもちゃも設置する必要があるでしょう。

ハリネズミが好むおもちゃとして挙げられるのが回し車です。ハムスターがよく走っているものと同様のものです。

そしてハリネズミはハムスターと同様に夜行性です。そのため飼い主が寝ている時間帯にハリネズミは回し車で遊ぶのです。

回し車の音はそれほど大きくはないものの、夜間には気になる程度の音になります。

回し車の音が気になる場合、使う回し車を変えてみましょう。ペットショップにはサイレントホイールと呼ばれる回し車が販売されています。

これは回したときの音が小さくなるように作られており、夜間にハリネズミが使ってもそれほど音が気にならなくなります。

またハリネズミは走りながら排泄してしまうことがあります。しかしサイレントホイールの多くは走る面が網状になっているので、排泄物が下に落ちるというメリットもあります。

サイレントホイールのメリットである排泄物が下に落ちるという仕組みですが、これがデメリットになることもあります。

というのも走る面の網が大きめになっているため、ハリネズミのサイズによっては手足が引っかかってしまうのです。

もし走っている最中に手足が引っかかってしまったら、ケガは免れないでしょう。

そのためハリネズミが小さく、網に手足がはまってしまうようであれば、走る面にペットシーツや布などを貼って網に手足が引っかからないようにしましょう。

しかし排泄物は回し車の中のペットシーツに付着してしまうので、定期的な張替が必要となります。

こういったメリットとデメリットを確認して、どの回し車を使うかを決めるようにしましょう。