ハリネズミの離乳
生後どのくらいで離乳し始めるのか
ハリネズミが誕生し、最初は母乳を飲んで育ちます。ですが、いずれはハリネズミ専用のフードなどを食べて育つようになっていきます。そのため、離乳食を使って徐々にフードに切り替えていく必要があります。
ハリネズミの子どもが離乳食を食べ始めるのは、生後3週間が経ったころです。そして、生後6週間から8週間が経つと、完全に離乳し、フードのみを食べるようになります。
離乳するときに食べさせるもの
ハリネズミに与える離乳食は、通常ハリネズミに与えるようなフードに、ハリネズミ用のミルクを入れてふやかし、柔らかくして与えます。この時に栄養のことも考えて、ハリネズミ用のゼリーなどを少し混ぜてあげてもいいかもしれません。
生後3週間程は、この離乳食と母乳の両方を食べるハリネズミが多いようです。また、生後3週間程でも、フードをそのまま食べるハリネズミもおり、個体差があるため、ハリネズミの状態をしっかりと観察しながら餌を与えるようにしましょう。
人工保育の場合は
ハリネズミは、できるだけ母乳で育ててあげたほうが良いです。母乳で育ったハリネズミは、内臓が丈夫に育ち、体も丈夫になります。
ですが、育児放棄などでどうしても人工保育をしなければならない時もあります。そういった場合には、母乳の代わりにハリネズミ用のミルクを与えます。しかし与えすぎると下痢を起こすこともあるので注意が必要です。
その後、離乳食を経てフードを与えるようにします。期間は親が育てる場合も人工保育の場合も変わりはありません。
いずれの場合も個体差により期間が前後することもあります。なかなか離乳してくれないという場合でも、焦らずにゆっくりとハリネズミに合わせてあげましょう。
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