ハリネズミの赤ちゃんに与える餌の量は？

今ペットとして人気のハリネズミですが、中には成体ではなく赤ちゃんを育てるという人もいます。ハリネズミは警戒心が強いため、赤ちゃんのころから育てることでなつきやすくなるともいわれており、そういった理由から赤ちゃんの内に飼育を始めることも多いのです。

そんなハリネズミの赤ちゃんの飼育方法は、成体と全く同じというわけではありません。与える餌も違いますが、飼い主が最も気になるのは餌の量ではないでしょうか。

ではハリネズミの赤ちゃんにはどのくらいの餌を与えればよいのでしょうか。

実はハリネズミの赤ちゃんに与える餌の量に決まりはありません。ではどのくらい与えるのが良いのかというと、残す程度に与えると良いでしょう。

ハリネズミの赤ちゃんが残すということは、そこで満腹になっているということです。満腹になるまで餌を与えておけば安心です。

目安としてはティースプーン3杯分くらいの餌を与えるとよいですが、個体差によって食べる餌の量は異なるため、ハリネズミの様子を見ながら量を増やしていき、ちょうどよい量を見極めてください。

ハリネズミの赤ちゃんに与える餌の量は少し残るくらいがちょうどよいですが、例え残った場合でも、残ったものを後から与えることは避けましょう。

餌は常に鮮度が落ちていきます。特に春から夏にかけての気温が高い季節は、人間でも食中毒にかかりやすくなるのと同様に、ハリネズミの餌も劣化して危険な状態になりやすくなります。

毎回餌の度に少し残る程度の餌を用意しているともったいないと感じるかもしれませんが、健康なハリネズミに育てるためにも、餌には気を遣ってあげましょう。