ハリネズミの餌はふやかす必要がある?
ハリネズミのエサの与え方について、専門書などには必ず『エサをふやかして与えてください』と書かれていると思います。
その大きな理由が
- ハリネズミは固いものを噛み砕くことができるほど歯が強くない
- 固いフードで口内を傷つけたり、歯を欠損したりする恐れがある
という2点になります。
ハリネズミの生まれかてらの成長
生後2日目
皮膚の下に隠れていた針が姿を現します
生後2週目
体を丸めることができるようになり威嚇の鳴き声を出すようになる。唾液塗りの行動も見られ始める。
生後14日目
目が開く。塞がっていた耳の穴も開き、体毛も生えてきます。
生後18日目
乳歯が生えてきます。永久歯は7週くらいから生え始めてきます。
生後6週まで
大人の針に生え変わります。
生後6〜8週
離乳し固形の食事を食べられるようになります。
生後6か月
成熟期に入ります。
3〜4歳
そろそろ老化現象がみられる年齢になってきます。
ペットショップで売られているハリネズミは生後6〜8週を過ぎて離乳を終えているものがほとんどだと思いますが、幼少のハリネズミは特に歯がしっかりしてなかったり固いフードに慣れていなかったりしますので、必ずフードをふやかすか砕くかして与えてあげる必要があります。
また老化し始めたハリネズミにも同様で、エサを柔らかくして与えてあげなければいけません。
エサをふやかすメリットとデメリット
ハリネズミにエサをふやかして与えるのはいいことだけではなく実はデメリットがあります。それはエサを柔らかくした分歯石が歯に付着しやすいため歯周病になりやすくなってしまいます。歯周病がハリネズミの寿命に影響を与える場合もあるので、固いフードを食べさせておくこともメリットがあると言えます。
生体になったハリネズミは固いフードでも問題なく食べてくれて、口内や歯もなんともないという子も多くいます。いつまでふやかして与えるかにも個体差がありますので、エサの食べ方や好みを見ながら与えてあげましょう。
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