ハリネズミは危険な生き物なのか
ハリネズミは危険?
ハリネズミの特徴と言えば、背中にある無数の針でしょう。この針から連想されることは、「ハリネズミは危険だ」ということです。そのため、ハリネズミの飼育をためらっている人もいるかもしれません。
確かにハリネズミの背中にある針は、触れると痛いものですが、本当にハリネズミは危険な生き物なのでしょうか。
背中の針は守る手段
ハリネズミの背中の針は外敵から身を守るために備わっています。そのため、危険を感じた場合には、無防備な腹部を隠すように丸まり、背中の針を立たせます。
この時に触れてしまうと痛い思いをしてしまいますが、特に怪我をするようなこともなく、皮手袋をはめていれば持つことも可能です。そのため、ハリネズミには危険はないと言えるでしょう。
また、針を立たせることでハリネズミとのふれあいができない場合もありますが、ハリネズミが慣れてくれれば、針を立たせることもなくなるため、徐々に慣らしてあげるようにしましょう。
攻撃手段を持っていない
ハリネズミは背中の針による防御は行うものの、攻撃手段は持っていません。これもハリネズミには危険がないと言える理由の一つです。
危険を感じた際に針は立たせるものの、ヤマアラシのように針を向けて接近してくるようなことはなく、丸まってじっとしているだけです。
また、動物の危険性の代表として挙げられるものに、噛みつくという行動があります。もちろんハリネズミも噛みつくことはあります。
しかし、ハリネズミの顎は非常に弱く、手を噛まれたとしても痛みを感じない程度です。
このように、飼育をしていても攻撃をしてくることのないハリネズミは、危険どころか、むしろ安全な生き物だと言えるのです。
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