ハリネズミの針は痛いのか

ハリネズミの針は痛いのか

ハリネズミの針は痛いのか

ハリネズミの針に刺さると

ハリネズミの針は外敵から身を守るためのものですから刺されれば当然痛いです。それで大きなケガをするようなものではありませんが、チクチクとする痛みがあり人によっては刺された部位にアレルギーのような反応が起こって、赤みが出たり痛みが和らいでからかゆみが出たりすることもあります。

 

慣れてもらうまでは痛さもがまん

ハリネズミは人にすぐなつかない場合も多いので、抱きかかえてあげても最初は嫌がるケースも多いです。

 

両手ですくってあげて持ってあげて、警戒している場合は針を立てられたり威嚇されたりしますが、針が刺さって痛くてもそのままガマンして持ちます。10分ぐらいして、顔を出し丸くならなければ成功なので、これを毎日繰り返して飼い主さんの手の匂いを覚えて慣れてもらいます。

 

その際は必ず手に、タバコや香水などの匂いがついてない状態で接してあげてください。それと手袋をしていると痛くはありませんが、飼い主さんの匂いを覚えることができないので、素手でさわってあげる方がいいでしょう。

 

ハリネズミの針

 

針のケア

ハリネズミの針はいつの間にか汚れている場合があります。汚れが目立つ場合は、きれいに体を洗ってあげた方がいいのですが、ハリネズミを入浴させると低体温症で体に負担になるというリスクがあります。入浴をさせる時は体を冷やさないように注意をしながら行い、洗ったあとは針の間もしっかり乾燥してあげるようにしましょう。

 

ハリネズミのアンティング

今まで遭遇したことのないものと出会うと、それを舐めたりかじったりした後口の中で唾液を泡状にして、それを背中やわき腹の針に塗りつける行為をする時があります。

 

これはハリネズミにはヘビ・カエルなどの動物毒に耐性があり、毒性のある物質と唾液を混ぜ体に塗ることで身を守る行為だとみられています。これはアンティングと呼ばれ、まだはっきり理由などは分かってはいないのですが、ハリネズミの針に毒が含まれているということではありません。

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