ハリネズミとハリモグラの違い
ハリネズミとハリモグラ
ハリネズミは背中に針を持った小さな動物というのは、なんとなくイメージできます。では、ハリモグラとはどのような動物なのでしょうか。名前は聞いたことがあっても、その姿はなかなかイメージできません。
ハリネズミと名前が似ているので、似たような動物なのでしょうか。
ハリネズミとは
ハリネズミは、ハリネズミ目ハリネズミ科の動物です。自然にはヨーロッパやアフリカ、ロシアなどに存在し、日本には外来種として存在しています。
ハリネズミという名前ながら、モグラに近い動物で、エサとしてミミズなどを食べます。
平均体重は400gから700g程で、それほど大きくはなりません。
ハリモグラとは
ハリモグラは、カモノハシ目ハリモグラ科の動物です。主にオーストラリアに存在しています。
鼻先が長く、手足には頑丈な爪があります。エサにはアリなどを食べます。
平均体重は2kgから7kgほどになり、全長は30cmから45cmほどにもなります。
ハリネズミとハリモグラの違い
ハリネズミとハリモグラは、名前は似ていても実際には全く違う動物です。大きさや体のつくり、エサなど違う点はたくさんあります。両者とも背中に針がありますが、身体の大きさの違いもあり、ハリネズミの針のほうが細く、ハリモグラの針は太くなっています。そして、最も大きな違いは出産の仕方です。
ハリネズミは、哺乳類であり出産の際には赤ちゃんを産みます。
それに対し、ハリモグラも哺乳類ではありますが、カモノハシと同じ単孔類であるため、出産の際には卵を産み、その卵から子どもが孵ります。
出産の仕方の違いを見ても、まったく違う動物だということがわかります。
生態をしっかりと理解しましょう
ハリネズミとハリモグラの違いは以上のようなものでした。種類が全く違う動物なので、生態も全く違います。
飼う際には、しっかりと生態を理解してあげましょう。
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