ハリネズミのケージ:衣装ケースについて
ハリネズミを飼育するのに衣装ケースをケージとして使うこともできます。
衣装ケースのケージとしての特徴
- かなり大きなサイズのものでも安い値段で手に入る。
- 保温性が高い。一方で通気性はあまりよくない。
- 素材が軽く切り抜くなどの改造作業もしやすい。
ハリネズミの飼育に必要なケージの大きさは600×900ですが、衣装ケースでは750×450くらいのサイズでも比較的安価に手に入れることができます。
しかし元々ペットを飼育するためのものではありませんから、ハリネズミが快適に過ごせる環境にしてあげるためには改造をすることも必要になってきます。
通気性を良くするための改造
衣装ケースは湿気や熱気がこもりやすいので通気性をよくするための改造をします。
例としては、天井をくり抜き網状の板を取り付けてあげたり、側面の壁の部分に穴を開けて空気の通り道を作ってあげたりするといいでしょう。
天井を広く空ける場合はハリネズミが壁をよじ登って脱走しないように注意します。
視界を良くするための改造
たいていの衣装ケースは半透明になっていて中が見えるようになっていますが、少し白く濁っているものがほとんどだと思います。
そこで中のハリネズミの様子を良く観察することでできるように、前面の部分を切り抜いて完全に透明なアクリル板、プラスチック製の板などを取り付けてあげるといいでしょう。
側面に出入り口を作る改造
衣装ケースではハリネズミを持ったり物を取り出したりするにも、上からしか方法がありません。これをお世話しやすいように前面部にも大きな出入り口を作っておくと便利になります。
前面部を切り抜き用意したプラスチック版をはめ込み式にしたり、蝶番で開閉式にしたりすると手入れなどもしやすくなります。
回し車や給水ボトルを固定する改造
衣装ケースではペットケージと違い、必要なグッズを固定できません。
穴を空けて回し車や給水ボトルをネジで側面にしっかり固定してあげるといいでしょう。
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