ハリネズミのケージ:水槽
ハリネズミを始めて買うときには、飼育ケースを決めなければいけません。
ペットショップなど販売店で、スターターセットとして用意されている場合もありますが、
自分で一つ一つ揃えるのも楽しみがありますね。
飼育ケースの種類
ハリネズミを飼育する時に、よく使用されるのが「ケージ」になります。
下部分がプラスティック製で全体が鳥かごのような柵になっているタイプです。
夏の暑さ対策にも風通しが良く湿気がこもらないので管理しやすいのですが、冬場の暖房には工夫が必要になります。
また、臭いやホコリなどが外に漏れるので、お掃除はこまめにしたいですね。
手作り派に好評なのが、安価で好きなように改造出来る衣装ケースです。
半透明なので中の観察はしにくくなりますが、軽くて安いことと簡単に洗える利点があります。
ケースで安価に出来た分、他の小物にお金を使って仕掛けや小屋などを工夫することを楽しめますね。
見た目に高級感があるのが爬虫類用水槽ですが、桁違いの値段の高さです。
魚用の水槽でもいいのですが、爬虫類用はガラスケースなのに、全面と上部の開閉ができて掃除や世話をするのに扱いやすいです。
冬の寒さ対策はしやすいけど、夏の暑さと湿気には大変さがあります。
水槽全体の重さもかなりあって、全体を持ちあげて洗うには負担がかかります。
魚用の水槽は爬虫類用より安価ですが、上部しか空いていないので密閉度が高く水分や湿気に対しての対策が必要になります。
風通しが悪いことからカビや細菌の発生に注意が必要です。
飼育ケースの大きさはどれぐらい?
ハリネズミの飼育は、1ケースに1匹が原則です。
大きければいいというのでもないでしょうが、小さすぎるのも小屋やヒーターなど必要なものを入れると狭くなって窮屈です。
どのタイプのケースも、60cm×45cm×30cm前後の大きさが多いようです。
2匹飼いたい場合は、この大きさが2個必要になります。
水槽とケージを兼ね備えた安価な商品?
見栄えが良くて清掃しやすくて、かっこよくて、温度管理がしやすくて、簡単に取り付け出来て、安く買えるなど万能はありません。
生き物を飼うことは、お金もかかりますし面倒も見なくてはいけません。
見た目ばかりでは無く、安心して面倒を見ることが出来るかではないでしょうか。
爬虫類用水槽は魅力的ですが、とても高価である事、湿気や水分は抜けにくく衛生管理に不安がある事、重たいことを考えると、ハリネズミの飼育にはおすすめできません。
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