ハリネズミのケージ:湿気について
ハリネズミのケージと湿度
ハリネズミを飼育する上で室内の温度を適温に保つことは大切なことですが、温度の他にハリネズミは湿度にも敏感です。冬場は比較的空気が乾燥していますが、夏場や特に梅雨の時期は湿度対策が必要になってきます。
ハリネズミの最適湿度は40%ですが、梅雨の時期は湿度対策をしていても50%以下にすることが難しい場合もあるので、40%〜60%くらいを目安にして湿度調整をしてあげましょう。
ケージの湿度対策
ケージのタイプによっては中に湿気がこもりやすくなってしまいます。
湿度がこもるとエサや敷材がカビ生えて環境が悪くなるほか、ハリネズミの皮膚の病気にもなりやすくなってしまいますので風通しのいい環境を用意してあげる必要があります。
特にガラス水槽や衣装ケースは湿気がこもりやすいタイプのケージです。湿気の多い風呂場や洗面所などに置かないようにしましょう。また湿度の高い夏場だけ、風通しのいいケージタイプを使うのもいいでしょう。
湿気対策
除湿機
価格はやや高めになりますが、湿気の多い夏場に屋外の湿度が90%以上ある日でも50%台まで下げることができるなど、効果にはかなり期待することができます。
エアコンの除湿(ドライモード)
エアコンの機種によって様々ですが、多くのものは温度を基準に設定されるので希望の湿度になる前に止まってしまうことがあるようです。エアコンは温度管理のためのものとして考えてもいいのかもしれません。
除湿剤
湿度の高い日に置けば全く効果はないわけではないと思いますが、快適な環境にしてあげるには十分な働きは期待できないようです。
湿気の多い時期はエサにも注意
特にエサをふやかして与えている場合、湿気がこもる時期は悪くなるのも早くなります。食べ残しなどには注意し、常に新鮮なエサや水を与えてあげるようにしましょう。
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