ハリネズミのケージ:ヒーター

ハリネズミのケージ:ヒーター

ハリネズミのケージ:ヒーター

ハリネズミを飼育するうえで、大変で重要なのが温度管理になります。

 

冬には暖房、夏にはクーラーを使って常に温度の変化に気を付けなければいけません。

 

ケージで飼育する場合の暖房はどんなものが良いのでしょう。

 

ヒーターの種類と特徴

小動物のヒーターにも据え置き型、マットタイプ、つりさげタイプといろいろあります。

 

ケージの大きさや部屋の温度などによっても使い方が変わってきます。

 

@ 保温電球(マルカン保温電球40Wなど)・・・最初の費用は抑えられますが、電球の耐久性が短く交換が必要です。

 

電球のワット数を変えることで、暖かさも消費電力も変えることが出来ます。ケージの上に取り付けるので、ちょっと邪魔になります。

 

A 保温電球(ヒートグロー赤外線照射スポットランプ50W)・・・夜も眩しくない赤外線の保温電球で、本体費用も安価です。上に固定するタイプになります。

 

B セラミックヒーター(マルカンセラミックヒーター100W(カバー付))・・・セラミック電球にネット状のカバー付きなので、  やけどの心配やペットが悪戯して壊れる心配がありません。

 

セラミック製の電球が壊れやすいとの意見もありますが、安全性などを考えるとセラミックヒーターは向いているでしょう。置き方は、ケージのや小屋の大きさ、場所によって立てても、寝かしても使えます。

 

C 電気毛布(なかぎし敷毛布(水洗いOK))・・・足元、全方向から暖めることが出来ます。

 

ケージの全体を暖める嬉しいヒーターです。上からの電球などとダブル使いすると保温効果が増します。

 

D パネルヒーター(みどり商会ピタリ適温プラス2号)・・・床下に敷くタイプのヒーターで、床がほんのりと暖かくなります。

 

サーモスタッド内臓で温度調節機能が付いたおすすめの商品です。

 

E 暖突(みどり商会暖突)・・・ケージの上(天井部分)から下げて使いますが、こたつの中に入っているような感じのぬくもりです。

 

ヒーター表面に不織のカバーが張ってあるので、やけどの危険性が有りません。ケージにS地フック状の取り付け具で簡単につけるようになっています。薄型平面なので、ケージ内が広く使え電気代も少なくてすむので、おすすめです。

 

ハリネズミのヒーターいつからいつまで使う?

飼育環境の違いによって、はっきりといつからいつまでということは出来ません。

 

九州で飼育するのと、東北・北海道での飼育とは生活環境自体が違いますから、温度管理で決めるのが良いでしょう。

 

24℃〜29℃ぐらいが一番飼育に適した温度ですが、冬場などは20℃以下に下がらないようにしたいですね。

 

11月から3月ぐらいまでの5ヶ月程必要になるでしょう。

 

飼育部屋のエアコンや暖房器具によっても室内温度が異なりますから、飼育しているケージにサーモスタッドを取り付けます。

 

設定温度を下回ったり、高くなったりしたら自動でON/OFF切りかけてくれますから、電源を抜かない限り、温度管理は安心できます。

 

ただ、電球や器具が破損してないか、ちゃんと機能しているかの確認は必要です。

 

ヒーターの電気代ってどれぐらい?

おすすめヒーターで「みどり商会暖突」を紹介しましたが、一月あたりと5ヶ月使用した場合の電気代を見てみましょう。

●保温電球(100W)・・・・・・1584円/月・・・7920円/5ヶ月
●暖突S(13W)・・・・・・・・205円/月・・・1025円/5ヶ月
●暖突M・ロング(32W)・・・・506円/月・・・2530円/5ヶ月
●暖突L(76W)・・・・・・・・1203円/月・・・6015円/5ヶ月

ケージの大きさや、室内の暖房の具合でも電気代は変わってきます。

 

ケージ全体を毛布などで防寒すれば暖房費も少なくなりますから、防寒グッズの工夫次第で安価に暖かくすることが出来ます。

 

ただ、電気代がかかるからと暖房を怠って、ハリネズミが冬眠に入ると暖房費以上に医療費がかかることになります。

 

後悔する前にしっかりと暖房対策をしましょう。

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