ハリネズミの寝袋・寝床
ハリネズミは寝るときに、物陰や穴掘りした中で身を隠します。
飼育しているケージの中では、小屋があればそのなかに隠れたり、床材に潜り込んでいたり、マットやトイレシートをホリホリして、その下に潜り込んで寝ていることがあります。
寝袋や寝床を用意してあげよう!
ハリネズミ専用の小屋や寝床は、あまり種類が多いと言えません。
他の小動物用をハリネズミ用にする事が多いのですが、ハムスター用は小さくウサギ用は大きすぎるので、ピッタリサイズを用意したくなります。
まずは、通信販売などで探してみましょう。
リバーシブルで使える袋型の寝袋を見つけることが出来ます。
ドーム型やテントになっている寝床も購入することが出来ます。
布製だと汚れた時に洗えるので便利ですが、洗い替えに幾つか欲しいと思うと結構値段が高くなるのが難点です。
まだ、種類も少なくて思ったような素材や柄が無いのも困ってしまいます。
寝袋を手作りしよう!
手芸や小物作りが得意な人もそうで無い人も、大好きなハリネズミの為なら手作りしたい飼い主さん、頑張ってみましょう。
材料におすすめの生地
- 夏用・・・表地:綿など約45cm×20cm、内側生地:スウェット生地など約55cm×20cm
- 冬用・・・表地:綿など約45cm×20cm、内側生地:ボアフリースなど約55cm×20cm
を用意したら、縫っていきます。
- 冬用を作っていきます。表生地(綿)、内側の生地(ボア)共に袋状に縫って、表地の縫い目が内側になるようにひっくり返して、その中に縫った内側の袋を入れます。
- 外側になっているのは、綿の柄布で内側にはボアフリースのぬくぬくになっていますね。
- 表地よりも10cm長く用意したのは、入り口の部分で外側に折り返しを作る為です。ボアを外に折り返して、縫い代1cmをまた内側に折って、入り口を縫います。
- これで出来上がり!ボアの縁取りがかわいい冬用の寝袋完成です。
作り方がわからない時は、ネット検索で「ハリネズミ寝袋作り方」で手作りした飼い主さんのサイトが出てきます。
参考にしながら作ると良いでしょう。
寝床としてのドーム型やテントなどの作り方も同じように出てきますから、幾つか作って汚れたら洗濯して使うことが出来ますね。
リサイクル生地や使えないもの
生地の目が粗い物(毛糸製品や麻生地など)やシープボアは、爪が引っかかりやすいので穴掘りするハリネズミには向きません。
夏用のレギンスの足部分を切って半分に折り返したら、トンネル式の寝袋になります。
冬のフリースレッグウォーマーは、半分ぐらいで折り返すだけでフリースのあったか寝袋になります。
ボアスリッパは、そのまま寝床に使えます。
ハリネズミがどんな顔で使ってくれるか楽しくなりますね。
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