ハリネズミとタバコの影響

ペットを飼う際に飼い主がタバコを吸っていると、やはりペットにも悪影響が出ます。タバコは人間にも悪影響が出て、病気の誘発もすることで知られています。ですので、動物に影響が出ないわけがありません。

そして、飼い主が禁煙をすることで、めやにが出なくなったり、飼い主に近づいてくることが増えたりするようです。さらに寿命が延びたという話もあるほどです。

ハリネズミを飼っている際にタバコを吸うと、もちろんハリネズミにも影響がでます。ハリネズミは嗅覚が非常に発達した動物であるため、タバコのにおいにも敏感に反応するでしょうし、ストレスを感じやすい動物でもあるため、そのにおいがストレスにつながり弱ってしまう場合も考えられます。

また、タバコの煙は人間に悪影響を及ぼしますが、ハリネズミのような小動物は体が小さいため、さらに影響が出るでしょう。

ハリネズミは飼い主のにおいを覚えることで飼い主に慣れていきます。慣れていくことで、針を立てなくなり、触れることができるようになったり、手の上に乗せてもリラックスしたりしてくれます。

そのために、エサを与える前ににおいを嗅がせ、においに安心感を覚えてもらうようにトレーニングを行います。

しかし、タバコを吸う手などにタバコのにおいがつき、本来の飼い主のにおいとは変わってしまいます。そうなってはハリネズミも混乱し、飼い主のにおいを覚えることができず、飼い主に慣れることができなくなります。

ハリネズミに関わらず、ペットを飼っている際にタバコを吸うことは、ペットに様々な影響がでます。ペットのことを考えるのであれば、タバコは吸わないようにしてあげることが、ペットにとっても安全です。