ハリネズミと犬を一緒に飼う場合

犬をすでに飼っている場合、ハリネズミと犬を一緒に飼うことになる場合もあります。ですが、犬とハリネズミは種類も違えば大きさも、習性も違います。

そんな犬とハリネズミを一緒に飼う場合に気を付けることはどのようなものがあるでしょうか。

ハリネズミと犬を一緒に飼う場合、ハリネズミの恐怖心に細心の注意を払う必要があります。

ケージに入れている場合、犬がそのケージに近づき、ハリネズミが恐怖心を感じ警戒してしまいます。それがハリネズミのストレスにつながり、弱ってしまう原因になります。

そして、外に話している場合でも、犬がハリネズミに近づき匂いを嗅ごうと鼻を近づけたところ、ハリネズミが驚き針を立て、その針が犬に刺さってしまうということもあります。こうなってしまっては、犬もハリネズミも可愛そうです。

犬と飼う場合は、人間と犬の両方に慣れなくてはならず、ハリネズミにとっても大変だとは思いますが、ゆっくり時間をかけて慣れさせていきましょう。

ハリネズミはうまく慣らすと、頭などを触られても一切針を立てない、ベタ慣れという状態になることがあります。そういった状態のハリネズミは警戒心を持たず、常にリラックスした状態になります。

人間に触れられても怒ることがなく、犬に対しても同様なようで、犬の近くで動き回ったり、犬の上によじ登ったり、犬に匂いを嗅がれても平然としています。

とはいえ、ハリネズミには個体差があり、人間には慣れても犬には慣れない場合もありますし、逆に犬がハリネズミに対して恐怖心などを抱いている場合は、一緒に遊ばせることが難しいです。

そういった場合には、極力別の部屋で生活させるような工夫が必要になります。