ハリネズミにはどのような習性があるのか

ハリネズミにはどのような習性があるのか

ハリネズミにはどのような習性があるのか

ハリネズミは夜行性

ハリネズミの特筆すべき習性は夜行性であるということです。主に昼間は寝て夜になると活動を開始します。

 

そのため、夜間飼い主が寝ている時間帯に物音をたてることがあり、ハリネズミを飼う際にはその物音を少し我慢する必要があります。

 

また、人間が活動している時間は寝ていることが多いため、あまりハリネズミとコミュニケーションをとることができません。ペットと触れ合ってコミュニケーションをとりたいという人には不向きかもしれません。

 

地面を掘ろうとする

ハリネズミはモグラに近い動物です。その影響もあってか地面を掘ろうとする、地面に潜ろうとする行動が見られます。

 

ケージ内の床材に木材のチップを入れている場合は、ハリネズミが潜ることができますが、ペットシーツを敷いている場合には、ペットシーツを破ってしまいます。また床に硬い素材を使ったケージだと、ハリネズミの爪を損傷してしまう場合もあるため注意が必要です。

 

口から泡を吹く

ハリネズミの習性の中で最も奇妙で、人間が最も驚くことが泡吹きです。ハリネズミは口から泡を吹くという習性を持っています。初めて見ると病気と思うこともあるかと思います。

 

ハリネズミは口から泡状になった唾液を出し、針に塗り付けます。どうしてこのような行動を起こすのかは解明されてないようですが、求愛行動や針をきれいにするための行動とみられています。唾液に何らかの成分が含まれており、その成分で針をコーティングしているのかもしれません。

 

とにかくどのような理由で行っているのかはわかりませんが、ハリネズミにとっては通常の行動であり、決して病気ではありませんので、特に心配し過ぎないようにしましょう。

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