ハリネズミの出産について
ハリネズミは発情する時期が決まっているわけではなく、1年を通じて繁殖をすることができます。
妊娠期間はおよそ1か月(34日〜37日)で、1度の出産で1〜5頭の子供を産みます。
ハリネズミの妊娠診断は難しく、偽妊娠であることも多いようです。3週間で体重が50g増えるのでそれを目安にするといいでしょう。
妊娠中のお世話
ハリネズミのメスは妊娠・出産時にストレスを受けると育児放棄や子食いの可能性がでてきてしまいます。急に環境を変えないように気をつけてあげて、特に室温管理や騒音などにも気を配ってあげるといいでしょう。
妊娠中は十分な栄養が必要です。妊娠してすぐに食欲が落ちる場合もありますが、十分なエサと水を与えてあげられるよう用意してあげましょう。
出産後のお世話
ハリネズミの赤ちゃんは生まれてから1ヵ月は母乳で育ちます。離乳するまでの期間は母親のハリネズミが赤ちゃんの世話をしてくれるので見守ってあげましょう。ハリネズミは育児放棄をすることがほとんどない動物です。育児放棄するようなことがあった場合は環境的な要因であることが大半だといえます。
できれば離乳までの3〜4週間はケージの掃除もしないようにしましょう。
母親のハリネズミは防衛本能が強いため、周りから自分のにおいが消えると安全な場所を探し回ろうとして十分な子育てができなくなってしまう場合があります。
また父親のハリネズミは生まれた子供に攻撃をしかけることがあるので、必ず別なケージで過ごすようにした方がいいでしょう。
万が一の時は人工哺育で
順調に子育てが進めば1か月ほどで赤ちゃんにも歯が生え揃い始め、フードを食べられるようになり離乳していきます。しかし残念ながらハリネズミの母親が育児を放棄してしまうケースもあります。
その場合は人の手でミルクを与えてあげなればいけません。生後3週間はスポイトなどでミルクを3、4時間おきに飲ませてあげましょう。また赤ちゃんハリネズミは寒さに非常に弱いため、ケージ内は十分暖かくするよう環境を整えてあげるといいでしょう。
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