ハリネズミは手のひらで寝る？

今ペットとして人気に火がついているハリネズミは、ネット上にそのかわいらしい姿が多数掲載されています。

その中でも、ハリネズミを飼育した際にやってみたいのが、手のひらでハリネズミを眠らせるというものです。

かわいらしいハリネズミが手のひらで寝てくれるとは、ハリネズミが好きな人は絶対に一度は試したいことでしょう。

しかし、実際に飼ってみるとハリネズミはなかなか近づいてくれようともせず、「手のひらで寝る」というのは幻想なのではないかと思う人もいるでしょう。

しかし、これは実現することが可能なのです。

ハリネズミを手のひらで眠らせるには、それほど簡単ではありません。ハリネズミも外敵から身を守るために、丸まって針を立てます。飼育しはじめは飼い主も外敵だと思っているため、針を立てられるでしょう。

その状態を脱却するために、臭いを覚えさせたり、危害を加えないということを覚えさせたりしなければなりません。

早く手のひらに乗せたいと思うかもしれませんが、すぐに慣れることは稀なので、時間をかけてゆっくりと慣らしていきましょう。

ハリネズミが慣れて、飼い主に警戒心を持たなくなると、手のひらに乗ることもありますし、念願の手のひらで寝るというのも実現可能になります。

しかし、慣れたからと言って眠っている時に触れるのは危険です。寝ている時に急に触れてしまうとハリネズミは驚き針を立てます。手のひらで針を立てられると、高確率で痛い思いをしますし、それに驚いてハリネズミを落としてしまうこともあります。

そうなってはハリネズミにも危険が及ぶので、寝ている時は急に触らないようにしましょう。