大人のハリネズミとは

ペットとして人気のハリネズミ。最近ペットとして普及してきたため、まだ詳しくわかっていない部分もたくさんあり、飼育している人が知らないこともたくさんあります。

そんなハリネズミはいつから大人になるのでしょうか。知らないという人も多くいるかと思います。

実はハリネズミがいつ大人になるのかはオスとメスで時期に違いがあります。その理由は、一般的に発情期を迎えると大人となるためです。

オスが大人になるのは生後6か月から8か月が経った頃、メスの場合は生後2か月から6か月が経ったころといわれています。

かなり早い時期から大人といえるのです。

では、大人になったハリネズミはどのくらいの大きさまで成長するのでしょうか。

ハリネズミは14センチから21センチほどになるといわれています。ハリネズミは手のひらに乗る程度の大きさであるイメージが強いですが、実際にはかなり大きくなります。

ハリネズミの大きさによって生じる問題もあります。飼い始めたころは、まだ小さいことが多いので、ケージもそれなりの大きさのものを使うかと思います。しかし、成長するにつれて大きくなることでケージのサイズが合わなくなってしまうのです。

かといって、最初から大きなケージにすることも好ましくありません。ハリネズミは狭すぎず広すぎないケージが最適です。

ハリネズミを飼育する場合は、成長によってケージを買い替える必要があることも忘れてはいけません。

ハリネズミは大人になれば次第に年をとり、最後は必ずお別れを迎えます。

ハリネズミの寿命は5年から10年です。しかし、病気を患うことで早期に死んでしまうこともあります。

特にハリネズミには、ふらつき症候群という致死率の高い病気を患う可能性もあります。

ハリネズミは人間よりも先に死んでしまうかと思いますが、病気にならないようにしてできるだけ長く生きられるようにしてあげたいものです。