ハリネズミの威嚇

ハリネズミの威嚇

ハリネズミの威嚇について

ハリネズミは基本的に、警戒心が強くて怖がりな生き物です。

 

ペットでもなかなか人間に慣れることができず、警戒して針を立てたり丸くなったりして飼い主にも威嚇してくるのはよくあることです。ハリネズミが警戒を強めている時は、ストレスを与えないようそっとしておくなど、ゆっくりと慣れてもらいましょう。

 

ハリネズミの警戒レベル

針を寝かせている

針が寝ている時は、ハリネズミ落ち着いている時リラックスしている時で、背中をなでてあげることもできます。時には猫のようにゴロゴロと喉をならすような音を出す場合もあります。

 

頭の針を立てる

ハリネズミが不安や恐怖などを感じた時や、警戒している時怒っている時にまず頭の針を立てます。

 

頭部の針を逆立てて、顔を下げるようにして針を前に突きだすようなしぐさをします。この時シュ〜シュ〜という威嚇するような鳴き声を出す場合もあります。

 

全身の針を立てる

さらに警戒レベルが高くなると、体の針も立てます。これは強い警戒心や不愉快なことがある時の状態で、無理に触れようとするとより攻撃的に威嚇をする動作をしてきますので、落ち着くまで待ってあげるようにしましょう。

 

完全に丸くなる

警戒レベルが最大で完全に体を丸くし防御態勢をとります。

 

昼間など眠っている時も体を丸めていることもありますが、警戒をして丸くなっている時は全身の針を立てて、シュ〜シュ〜と威嚇の声を出し、さらに針を立てたまま跳ね上がるようにして針を突き刺そうとしてくることもあります。

 

ハリネズミが警戒して針を立てたり、威嚇してくるような時は、必ずハリネズミがリラックスした状態になるのを待ってあげてからお世話をするようにしてあげないと、ハリネズミが強いストレスを受けてしまうことになります。

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